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Namaste:One teen’s look at Nepal

毎年、ゴールドマン・サックス基金とアジア財団は重要な国際問題に深い理解を示した高校生に一万ドルの奨学金を与えています。2008年の受賞作は、南カリフォルニアに住む中産階級の高校生、サラが作成した「Namaste*」というドキュメンタリーフィルムでした。このショートフィルムは、グローバル社会を考える時に私たちが忘れてはならない視点を捉えおり、グローバル教育の授業で活用されています。 

サラは、初めて訪れた途上国、ネパールで、人々の温かい心と素朴な暮らし、貧しいが、にぎやかで笑いの絶えない生活に触れ、人間にとって本当に必要なものは何か、豊かさとは何か、幸せとは何か、について考えさせられます。「アメリカの若者は物質的には豊かで何不自由ない暮らしをしているが、隣近所とのつながりもなく、心を病んだ人々も大勢いる。誰もが食料や家などの基本的人権と共に、商業主義の犠牲にならない権利、自分の時間や家族と一緒の時間を手に入れる権利がある。グローバル市民になるために必要なのはたいしたことではない。幸せへの鍵はピカピカのおもちゃではなく、他の人々や文化と繋がることであり、『分け与えること』である。愛する人々と共に過ごす時間を持つことであり、世界のどこかでそういう場所を見つけることである。先進国に住む全ての若者に途上国での生活を体験してほしい、そこから気づくことがたくさんあるから。」とサラは結んでいます。
 
 *Namaste:インドやネパールで交わされる挨拶の言葉。会ったときだけでなく、別れの挨拶もナマステである。単なる挨拶の言葉ではなく、「あなたの内なる光り輝く世界を讃え、一礼!そして、互いの出会いに感謝!」という意味。
 
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