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Asia Society Global leadership

「子どもたちが、自分の潜在的な能力を伸ばし、世の中に貢献する豊かで幸せな人生を送り続けるために、子どもたちが身につけなければならない力は何か」という問いに対する答えを探しています。2010年8月2-6日に開催されたHarvard 大学院の特別講義『Future of Learning』において学んだのがAsia SocietyのGlobal leadership モデルです。グローバル社会への準備として多くの学校で活用されています。
Asia Society “Global Competence”   http://asiasociety.org/education-learning
 

【Global Leadership Performance Outcomes】

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  1. 世界を知る

    • 問題がローカルなのか、リージョナルなのか、グローバルなのかを識別し、調査可能な質問の枠組みを作る。
    • グローバルに重要な問題に取り組む時は、様々な国内外の情報メディアを用い、関連する重要な事実を探し、比較検討する。
    • グローバルに重要な問題に取り組む時は、集めた証拠を分析したり、統括したり、まとめたりして、分かりやすい答えを導く。
    • 様々な視点から考えることができ、論理的な結果にたどりつく説得力のある事実に基づいて議論を発展させる。
       
  2. 視点を検討する

    • 同様に、他社、他グループ、他の学校の持つ視点についてもよく調べ、それらの視点のもたらす影響についても特定する。
    • 様々な状況、イベント、問題、現象に関して自分自身の視点を再認識し、表明する。その視点のもたらす影響についても見極める。
    • 文化的な相互関係が状況やイベント、問題、現象や知識の蓄積に対してどのような影響を与えるかについて説明する。
    • 知識や技術、リソースに対する異なったアプローチが生活の質やものの見方にどのような影響を与えるかについて、明確に述べる。
       
  3. 考えを伝え合う

    • 聞き手により、同じ情報でも異なった意味に受け取られ、それがコミュニケーションにどのような影響を与えるかを認識し、表明する。
    • 適切な言語表現や非言語表現、行動、戦略を用いて様々な相手と効果的にコミュニケーションをとる。
    • 様々な相手とコミュニケーションを取り、協働(コラボ)するために適切な技術や手段を選び、使用する。
    • 個々の独立した世界で効果的なコミュニケーションがどのようにお互いの理解や協働(コラボ)に影響を与えるかについてじっくり考える。
       
  4. 行動する

    • 様々な状況、イベント、問題、現象に取り組む時は、事態が改善できるように、個人、またはグループで行動できる機会を見つけ、創出する。
    • 以前のアプローチ方法や様々な視点、起こりうる結果も考慮に入れて、事実やインパクトの可能性に基づき、どの選択肢や行動計画を取るべきかを査定する。
    • ローカルに、リージョナルに、グローバルに状況を改善できるように、行動する時は、個人でもグループでも、クリエイティブかつ倫理的に行動し、行動の影響を考える。
    • ローカルにリージョナルにグローバルに状況を改善できるように、自分が主張したり、貢献したりする限度容量についてじっくり考える。

出典: Asia Society Graduation Portfolio System (GPS) Global Leadership

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