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2012年5月アーカイブ

東大など主要大学12大学が「秋入学と半年ギャップイヤー(ギャップタームと造語)」を国際化対応として導入を検討する中、高等教育の選択肢は多様に考えるべき時代が到来しようとしています。
それは、受験生が進学先として日本の大学しか視野になかった時代から、世界の"高等教育大競争"の中で選択する時代であるともいえます。大学受験を考える生徒や親、高等教育に関心ある学生・一般社会人は、この問題にどう向き合い、どういう視点を持てばよいのでしょうか。「産学」の"供給者的視点"ではなく、親・子・一般社会人・学生といった「民」の立場から「日本の明日の高等教育の在り方と価値」「新しいパラダイムの中での大学・大学生のあるべき姿」を考えるセミナーです。

 

日 時       平成24年5月31日(木) 18:15~21:00 (受付開始 17:55~)

場 所       朝日新聞社「読者ホール」(地下鉄都営大江戸線「築地市場」から徒歩1分)

         東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞社2階コンコース横

テーマ        「明日の高等教育の可能性を“親子”で考えるセミナー
          ~新しい時代の大学・大学院の価値とは?!」

プログラム   第1部 報告
          熊平美香 「次世代の青年が世界で生き抜くための教育力とは?」      
          熊平智伸 「実感値として違う日米の大学学部の在り様」
          砂田薫 「高等教育の人材育成装置としてのギャップイヤーの進展」 
          吉沢裕紀 「ギャップイヤーを経験して感じていること」

          第2部 パネルディスカッション
           テーマ 「日本の大学だけではない多様な選択の時代
                  ~新しい時代の大学・大学院とは?!」 
          上記報告者4名によるパネルと参加者からのQ&A

参加費     無料

募集人数      先着100名 【終了致しました】

お申し込み      info@japangap.jp 宛に「1周年記念セミナー応募」と明記し、メール本文に 1.住所、2.氏名、3.所属、4.携帯電話番号をご記入の上、お早めにお申し込みください。 

当日の講演内容が こちら に掲載されましたので、ご覧ください。

「神様は、多様性に恋をしている」と、学習する学校の著者ピーター・センゲは、子どもたちの多様性について熱く語っています。多様性には、さまざまな観点があります。生まれ育った環境、もって生まれた資質、容姿はもちろん、好きな食べ物もスポーツも、動物も、同じではありません。そして、子どもたちは、一人ひとり違う人生経験を積み重ねて大人になり、仕事を選び、伴侶を選び、自分の人生を創造していきます。マルチプルインテリジェンスでは、インテリジェンスには8つの種類があり、人は、そのうちの複数のインテリジェンスを備えていて、どの知能が強いか弱いかという「程度」と「組み合わせ」がその人の個性になると考えられています。子どもたちが、自分のインテリジェンスが何かを知り、活用することができれば、自分の才能を伸ばし、活かすことができます。子どもの教育に関わるすべての人々にマルチプルインテリジェンスの考え方を知って欲しいと思っています。親も教師も、子どもの多様性に目を向け、勉強ができること以外にも、同様に大切なインテリジェンスがあることに目を向ける必要があると思います。今回はそのマルチプルインテリジェンスについてご講演をしていただきます。

 

日  時             平成24年5月27日(日) 13:00~16:00

場  所             日本教育大学院大学 お茶の水キャンパス702教室

                         千代田区神田須田町1-2-3 Z会御茶ノ水ビル

                   TEL:03-5298-6172 FAX:03-3253-0721

テ ー マ             「マルチプルインテリジェンスについて」

講 師                  日本MI協会 会長 上條雅雄 氏

参加費用        無料

募集人数             約60名

主催           日本教育大学院大学

お申し込み         日本教育大学院大学 事務局

       

 

日本MI協会

この研究会ではハーバード大学大学院認知心理者ハワード・ガードナー氏(Howard Gardner)が提唱したマルチプル・インテリジェンス理論(Multiple Intelligence Theory)からGood Work Projectまでの理論及びフレームワークを研究し、その成果を実社会に還元することを目的としています。

会 長:上條 雅雄 (オフィス・観音崎 代表)
元名古屋大学大学院  国際言語文化研究科 非常勤講師(2003-7)

 

上條氏は、2003 年に始まったソニー科学教育研究会のProject Zero Classroom, Harvard Graduate School of Education における海外研修プロジェクトの立ち上げに参画しました。

ハーバード大学教育学大学院のプロジェクト・ゼロの諸研究にはMI理論が底流に流れています。

Project Zero は,ハーバード大学教育学大学院(HGSE)の教育研究グループです。その研究成果を直接全世界の教育者等に紹介し,意見交換を図る「場」の一つがThe Project Zero Classroomです。

 

マルチプルインテリジェンス

インテリジェンスには8つの種類があり、人は、そのうちの複数のインテリジェンスを備えていて、どの知能が強いか弱いかという「程度」と「組み合わせ」がその人の個性になると考えられています。

8つのインテリジェンスとは、以下の通りです。

● 言語的インテリジェンス(Word Smart)・・・言語を巧みに操作し、効果的に表現する力。スピーチやディベート、言葉遊び、詩作などが得意。

● 論理・数学的インテリジェンス(Logic Smart)・・・数を操作したり、論理的に考える力。数学、計算、分析、分類など、論理的思考を必要とする問題が得意。

● 空間的インテリジェンス(Picture Smart)・・・ものごとをイメージしたり、表現できる力。絵画、彫刻、映像化が得意

● 身体的インテリジェンス(Body Smart)・・・身体を巧みに操作し、表現する力。運動、ダンス、演技などが得意。

● 音楽的インテリジェンス(Music Smart)・・・音楽を使って巧みに表現できる力。作曲、歌が得意。

● 対人的インテリジェンス(People Smart)・・・他人の感情や考えを理解し、人間関係を築く力。

● 内面的インテリジェンス(Self Smart)・・・自分自身を理解し、感情、思想、思考、価値観などを認識できる力。

● 自然認識インテリジェンス(Nature Smart)・・・自然を認知し共存できる力。動物の飼育、植物の栽培、自然観察などへの関心が高い。

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